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香港の上場企業、事業信託認められる

アジア一の大富豪・李嘉誠の次男である李沢楷(リチャード・リー)が率いる香港の通信企業PCCWが上場済みの株式を事業信託(business trust)としてスピンオフすることが認められました。

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       【Mr. Richard Li】

今回の許可は香港の上場企業として初めてのことで、人民元建ての株式発行も李ファミリーが初めてでしたし、全てが彼らが香港の最先端を走っています。

今回の許可によりpccwの株式は"ステイプルズ証券(stapled securities)"と呼ばれる香港では新しい概念の証券となります。ステイプルズ証券とは証券が一つの契約でなくいくつかの契約からなり、簡単には売買ができなくなります。

株価が低迷していたpccwのテコ入れやファンドなどにより株価の上下動を防ぐ効果があり、李ファミリーでなければ認められなかった案件だと思います。

Business trust

李嘉誠率いる港湾事業大手のハッチソン・ワンポアも港湾資産のみを事業信託としてシンガポールに上場しました。

イギリスのコモンローから派生している香港では上記のような事業信託のほかにも商業信託、個人信託、家族信託、個人信託法人など様々な法的主体を利用して資産を保護できます。

日本では信託銀行が主な担い手なので、あまり身近ではないですね。
信託は

「特定の者が一定の目的に従い財産の管理又は処分及びその他の当該目的の達成のために必要な行為をすべきものとすることをいう」

と定義されていますから、経済的に成功し資産をつくった者がもっと自由に利用されるべきだと思います。
また、信託は高齢者や障害者のための財産管理制度(福祉型信託)としても機能します。

ちなみに今回の李ファミリーのアドバイザーはロスチャイルド・バリュー・プリンシパルズでした。

テーマ : 海外投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

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